糖鎖の働きと身体へ及ぼすの影響
糖鎖とは、一般的にグルコースやフコースの単糖が複数つながったものを指します。
私達の身体の中で大きな役割を果たしていて、細胞のアンテナと言われており、このアンテナを使い細胞と細動の間で情報交換が行われています。
具体的には、ウィルスの侵入を知らせたり、免疫細胞や抗体から情報を伝えたりしています。
また、ホルモンなどの生理物質からの情報伝達の役割もあります。
正常に働くことにより私達は日々健やかに過ごすことができています。
脳の神経細胞にも必要とされており、その重要性がわかります。
糖鎖を構成する単糖が含まれる食べ物は、うどんやパンなど使われる小麦粉、お米など主食となっている食べ物です。
その他にも牛乳やコンニャク芋、昆布など様々なものがあります。
単糖は8つの基本構成からなっており、身体の中で様々なプロセスを通るので、それらを全て摂れば、不足を補えるというものでもありません。
現在発見されている糖鎖は、確認されているもので約5000種類です。
今後、研究が進むことにより最終的には約20000種類が発見されるのではないかと言われています。
第3の生命鎖と呼ばれており、世界中が研究する中、日本でも経済産業省が中心となり、今では日本の研究が世界をリードするまでになりました。
研究が進むにつれて、今まで原因不明だったものが改善されていくかも知れません。
研究は日進月歩で進んでおり、これから、ますます重要性が高まっていくと思われます。